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佐藤栄作
佐藤栄作
九州朝日放送 KBCテレビ『アサデス。』と『サワダデース』、KBCラジオ『小林徹夫のアサデス。ラジオ』にお天気キャスターとして出演中。
早起きとお天気のツボ押しが特技のフリーランスの気象予報士です。(株)風見屋 代表取締役
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2013年08月29日

蒸し暑く

 高気圧に覆われ九州北部地方は晴れている所が多いですが、気圧の谷の影響で曇っている所があり一部で雨が降っています。朝の気温は平地で25度、山地で23度前後あり、湿度が高く蒸し暑い朝になっています。この後、気圧の谷が朝の内に九州北部を通過し、その後南西から湿った空気が流れ込みます。このため、今日の九州北部地方は曇りicon02で朝と夕方に一時雨icon03が降り雷icon05を伴う所があるでしょう。南西の風が入る熊本県や筑後地方では時々雨icon03で所々雷icon05を伴うでしょう。洗濯物は軒下か室内干しで、最低限折り畳み傘を持ち歩きましょう。最高気温は昨日より1、2度低く32度前後です。平年並みで湿度が高く蒸し暑くなるでしょう。

 台風15号は今日先島諸島付近を通過し、明日は東シナ海を北上し、次第に北東に向きを変え九州に近づいてくる見込みです。台風から湿った空気が流れ込むため、明日の九州北部地方は曇りicon02時々雨icon03で所により雷icon05を伴うでしょう。15号は明後日の朝にも九州北部にかなり接近し長崎県から熊本県にかけての沿岸部に上陸する恐れがあり、夕方にかけて九州北部を通過して行くでしょう。そして、秋雨前線に吸収されながら温低低気圧に変わり日曜日かけて本州を縦断する見込みです。九州北部地方は明後日土曜日に台風が通過するため暴風雨になり、秋雨前線が南下するため、福岡県と山口県など対馬海峡の沿岸地方では大雨になる恐れがあります。土曜日は大雨・暴風・高波に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分な注意が必要でしょう。また、日曜日にかけて全国的に大きな影響が出るので遠出の予定のある方は時間にかなりゆとりを持ったほうが良いでしょう。

 日曜日、台風は九州から遠ざかりますが気圧の谷と冷たい北東風の影響で、九州北部は曇りicon02。月曜日から木曜日にかけては北高型気圧配置で曇りicon02時々晴れicon01でしょう。

 気温は明日まで平年並みで蒸し暑いですが、台風一過の日曜日から秋の空気が入り風が冷たく来週は一段と涼しくなります。温度変化が急なので風邪など引かない様、体調管理をしっかり行いましょう。そして、来週は長袖や軽い上着の出番がありそうです。  

Posted by 佐藤栄作 at 06:53Comments(1)短期・週間