佐藤栄作の感風読雲

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　台風１８号は静岡県浜松市の直ぐ南海上を北上しています。九州付近は台風の西側で吹く北風に乗って対馬海峡から低い雲が流れ込み曇っていて山地などを中心に所々で雨が降っています。朝の気温は２２度前後と平年並みですが、北風が５メートル前後吹いていて風の冷たい朝になっています。

　台風１８号はこの後、昼前までには東海地方に上陸し、その後東海と北陸地方を縦断し夜には日本海に抜けて温帯低気圧に変わるでしょう。台風１８号と１７号、そして秋雨前線の影響で東日本と北日本では明後日にかけて大雨の恐れが有り、全国的には大きな影響を受けるので出張など遠出の予定のある方は時間にゆとりを持ちましょう。

　一方、九州北部地方は台風の西側を吹く北風の影響で低い雲が広がり北部を中心に時々雨が降るでしょう。北風がやや強く雨が横殴りに降るので洗濯物は室内干しで大きい傘とレインシューズが活躍するでしょう。最高気温は昨日より１、２度低く北部で２５度、熊本など内陸では２８度前後です。９月下旬から１０月上旬並みで北風が冷たくとても涼しいでしょう。

　明日は台風から変わった温帯低気圧が日本海をゆっくり北東に進み、九州は次第に大陸の高気圧に覆われます。このため、朝まで雨で昼前には上がり夕方からは晴れるでしょう。明後日金曜日は高気圧に覆われ晴れて、土曜日は気圧の谷が近づき曇り、谷が通過する日曜日は一時雨が降るでしょう。そして、月火と高気圧に覆われ晴れて、水曜日は谷が近づき曇りでしょう。

　気温は平年並みかそれを下回り涼しい日が多いでしょう。