佐藤栄作の感風読雲

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　昨日も気温が３５度以上の猛暑日になった所が多く、福岡市では１７日連続で今年３０日目と記録を更に更新しました。今日からしばらくは猛暑日から解放されますが、日曜日にかけて大雨に要警戒です。

　秋雨前線が朝鮮半島に停滞していて前線に向かって暖かく非常に湿った空気が流れ込んでいるため九州北部地方は大気の状態が不安定になっています。晴れている所もありますが、曇っている所が多く一部で雨が降っています。この後も湿った空気が流れ込み今日の天気は下り坂です。大分など東岸では朝の内晴れますが、昼前には全域で曇り時々雨になるでしょう。所によっては雷を伴い激しく降ります。洗濯物は室内干しで、久しぶりに大きい傘を持って行きましょう。最高気温は昨日より３度低く３３度前後と平年並みです。猛暑日からは解放されますがとても蒸し暑いので、熱中症にならない様、我慢せずエアコンなどで涼しく過ごしましょう。

　明日は秋雨前線が対馬海峡まで南下し湿った空気が流れ込みその活動は活発です。九州北部地方は雨時々曇りで局地的には雷を伴い非常に激しく降るでしょう。日曜日は前線が九州北部付近に停滞するため、断続的に非常に激しい雨が降り大雨になります。土日とも局地的に雷を伴い１時間に５０ミリの非常に激しい雨の降る恐れがあり、土日２日間の雨量は九州北部地方の多い所で２００から３００ミリと見ています。これから日曜日にかけては土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、激しい雨や落雷・突風に十分注意して過ごしましょう。

　月曜日は前線が南下し雨後曇り。火曜日は高気圧に覆われ晴れ。水曜日は高気圧が東へ去り晴れ後曇り。木曜日は気圧の谷が近づき曇り。金曜日は谷が通過し曇り一時雨でしょう。

　向こう一週間、気温は平年並みで猛暑は一段落します。ただ、陽気の変化が急なので風邪など引かない様、体調管理をしっかり行いましょう。