佐藤栄作の感風読雲

　昨夜は強い揺れと度重なる余震で大変でした。皆さんの周りの被害状況は如何でしょう。福岡市城南区の我が家ではCDが落ちたり棚の上の方においてある物が倒れたりしていました。この後も余震に備えて安全第一で過ごしましょう。

　高気圧に覆われて九州北部地方は晴れています。朝の気温は平地で１６度、山地で１１度前後と５月下旬並みの暖かい朝になっています。この後、高気圧は東へ去り東シナ海に前線を伴う低気圧が進んでくる見込みです。このため、今日の九州北部地方は午前中晴れて昼過ぎから曇り、夜は雨になるでしょう。洗濯物は夕方まで外に干して大丈夫で帰りが夜７時より遅くなる方は傘を持って行きましょう。また、地震の片付けや対策は夕方までに済ませましょう。最高気温は沿岸で昨日より２、３度高く２４度、沿岸は昨日より1度低く２６度前後です。５月下旬並みで昼間は汗ばむ陽気でしょう。

　明日は低気圧が発達しながら朝鮮半島から日本海へ進み、低気圧から伸びる寒冷前線が九州を午前中に通過する見込みです。低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため前線の活動は活発で九州北部地方では明日の未明から朝にかけて大気の状態が不安定になります。このため、明日は朝まで雨で雷を伴って激しく降り、昼前から晴れるでしょう。局地的に1時間に５０ミリの激しい雨が降り、雨量は多い所で１００ミリと大雨になる恐れがあります。地震で地盤が緩んでいるので先ずは土砂災害に警戒し、南よりの暴風が吹き大荒れとなるので暴風対策も今日の夕方までに済ませておきましょう。明後日月曜日は前線が南海上に停滞し気圧の谷が通過するため曇り一時雨。被災地は明後日まで土砂災害に警戒が必要でしょう。

　火水は高気圧に覆われ晴れて、木曜日から土曜日にかけては前線と低気圧の影響で曇りや雨の愚図ついた天気が続くでしょう。そして、日月は高気圧に覆われ晴れるでしょう。

　気温は明後日月曜日に平年を下回り肌寒くなる他は、平年を上回り暖かく過ごし易い日が多いでしょう。