佐藤栄作の感風読雲

　強い台風１８号は先島諸島の南に有り西北西に時速１５キロで進んでいます。この後、更に発達しながら非常に強い勢力となり北上し、東シナ海で次第に向きを東に変えて土曜日の夜から日曜日の朝にかけて九州南部にかなり接近し上陸する恐れが有り、月曜日にかけて四国と本州の太平洋沿岸を進む見込みです。九州では台風が最接近する土日を中心に大荒れの天気になり、西日本から北日本にかけて連休に大きな影響を受けそうです。旅行など遠出の予定のある方は時間にゆとりを持ちましょう。また、台風対策はなるべく明日までに済ませておきましょう。



　九州の南海上に停滞している前線の影響で九州南部では曇っていますが、黄海付近に中心を持つ高気圧に覆われ北部では晴れています。朝の気温は北部で２１度、南部で２３度前後と涼しい朝になっています。この後も南海上に停滞する前線の影響で南部では曇り一時雨の降る所が有り、北部では北から高気圧に覆われ晴れるでしょう。洗濯物は南部では軒下干しで北部では外に干して大丈夫でしょう。最高気温は昨日と同じくらいで３０度から３２度と８月下旬から９月上旬並みです。日向では暑いですが日陰では北風が涼しいでしょう。内陸では朝との温度差が１０度以上と大きいので服装で上手く調節しましょう。

　明日は台風１８号の北上に伴って前線も九州南部まで北上する見込みです。このため、朝まで晴れますが昼前から曇り一時雨の降る所があるでしょう。

　明後日から日曜日にかけては湿った空気と台風の影響で雨が降り、月曜日敬老の日から水曜日にかけては高気圧の周辺部で度々晴れ間が出るでしょう。

　気温は大体平年並みで涼しくて過ごしやすい日が多いでしょう。