佐藤栄作の感風読雲

対馬海峡に停滞している前線の影響で九州は雨や曇りの天気になっていて鹿児島県や熊本県では１時間に２０ミリ前後の強い雨の降っている所があります。

朝の気温は北部で２０度、南部で２３度前後と５月下旬から６月並みの暖かい朝になっています。

この後、前線はゆっくり九州を南下する見込みです。

前線の南側では暖かく湿った空気が西風に乗って流れ込むため山の西斜面を中心に大気の状態が不安定になります。

このため、今日の九州は断続的に雨が降り、局地的に雷を伴い非常に激しく降るでしょう。

局地的に雷を伴い１時間に５０ミリの非常に激しい雨の降る所があり夜にかけての雨量は多い所で１３０ミリと大雨が続く恐れがあります。

昨日からの雨で既に１００ミリ近く降っている所があり多い所では２００ミリ前後の総雨量になる恐れがあります。

土砂災害、低地の浸水、河川の増水と氾濫に十分注意してください。

最高気温は北部で２０度前後と４月下旬並みで風が冷たく寒く、南部は２４度前後で蒸しますが風が強く肌寒いでしょう。


明日は前線が奄美大島付近に停滞し奄美では断続的に雨が降り、九州南部も曇り時々雨でしょう。

北部は曇りがちの天気で朝まで一時雨の降る所がありますが、一時晴れ間が出るでしょう。

明後日から土曜日にかけては高気圧に覆われ晴れて、

日曜日は気圧の谷が通過し雨が降り、

月曜日は高気圧に覆われ晴れるでしょう。


気温は明日から木曜日まで平年を下回り風が冷たく涼しくて、週末に暑さが戻るでしょう。