2011年03月04日
遅い春
今日発表された1カ月予報によると3月は寒く、春の訪れは遅くなりそうです。
まずは気温の移り変わりを表すグラフを見て下さい。
横軸は時間で3月3日の所に太い縦線があり、それより左(過去)は観測地、右(未来)は予測値になります。予測値はコンピュータで何通りも計算を行うためバラバラに線がありますが真ん中付近にある太い実線が代表値です。これによると来週は平年を3度前後下回り、その後も2度前後下回る状態が続きそうです。この予想の通りだと3月は気温が平年を下回り寒く、春の訪れが遅くなりそうです。桜の花の開花ももしかすると遅れるかも知れませんね。花見は4月に入ってからの方が良さそう。
ただ、寒いと言っても曇りや雨は少なく晴れる日が多くなりそうです。次は向こう1か月の北半球の大気の状態を表した予想図を見て下さい。
日本付近は影になっていて気圧の谷になり易いことを表しています。また、その西側、中国大陸には白い領域が広がっていてこちらは気圧の尾根になり易いことを表しています。このような状態のときは大陸の高気圧が優勢になり、西高東低の冬型気圧配置が多く大陸からの寒気が流れ込み易くなります。寒気は流れ込んでも春のため対馬海峡では寒気の雲が発生せず曇りや雨は少なく、大陸の高気圧に覆われ晴れる日が多いのです。雨が少なく空気の乾燥が続きそうなのでこの春は火の取り扱いに要注意ですね。
2月下旬は暖かくなりましたが、3月はちょっと寒く、春の訪れは遅いです。冬物がまだ活躍しそうで、暖房器具も仕舞わない方が良いです。春物の洋服は慎重にゆっくり選んでお気に入りのものを買うと良さそうです。
まずは気温の移り変わりを表すグラフを見て下さい。
横軸は時間で3月3日の所に太い縦線があり、それより左(過去)は観測地、右(未来)は予測値になります。予測値はコンピュータで何通りも計算を行うためバラバラに線がありますが真ん中付近にある太い実線が代表値です。これによると来週は平年を3度前後下回り、その後も2度前後下回る状態が続きそうです。この予想の通りだと3月は気温が平年を下回り寒く、春の訪れが遅くなりそうです。桜の花の開花ももしかすると遅れるかも知れませんね。花見は4月に入ってからの方が良さそう。
ただ、寒いと言っても曇りや雨は少なく晴れる日が多くなりそうです。次は向こう1か月の北半球の大気の状態を表した予想図を見て下さい。
日本付近は影になっていて気圧の谷になり易いことを表しています。また、その西側、中国大陸には白い領域が広がっていてこちらは気圧の尾根になり易いことを表しています。このような状態のときは大陸の高気圧が優勢になり、西高東低の冬型気圧配置が多く大陸からの寒気が流れ込み易くなります。寒気は流れ込んでも春のため対馬海峡では寒気の雲が発生せず曇りや雨は少なく、大陸の高気圧に覆われ晴れる日が多いのです。雨が少なく空気の乾燥が続きそうなのでこの春は火の取り扱いに要注意ですね。
2月下旬は暖かくなりましたが、3月はちょっと寒く、春の訪れは遅いです。冬物がまだ活躍しそうで、暖房器具も仕舞わない方が良いです。春物の洋服は慎重にゆっくり選んでお気に入りのものを買うと良さそうです。
Posted by 佐藤栄作 at 16:59│Comments(0)
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