2011年07月01日
梅雨明けと7月の天候
今日発表された1カ月予報によると九州北部の7月は、気温は平年より高く、降水量は少なく、日照時間は多くなりそうです。
晴れる日が多く日差しがギラギラと暑い7月になりそうです。梅雨明けがいつになるのかなど、7月をより詳しく見て行きましょう。
まず、最初の図は向こう1カ月の北半球の大気の状態を予想した図です。
日本の南海上に編みかけの領域が広がっています。これは平年と比べて南海上では気圧が低く、太平洋高気圧が弱いことを示しています。一方、その北側には編みかけの無い白い領域が広がっていて気圧が高く特に本州の東側に+のマークがありこの辺りで高気圧が顕著に強いことを示しています。このことから、向こう1カ月は太平洋高気圧よりも北からの高気圧に覆われ易いことがわかります。典型的な梅雨明けは太平洋高気圧が強まり、梅雨前線が北上して夏空が広がるのにそれと逆の気圧配置の予想です。では、今年の梅雨明けはいつ、どのようになるのでしょう。次の図を見て下さい。

これは7月2日から8日までの北半球の大気の状態を予想した図です。日本付近は編みかけの部分に入っていて南海上ではその領域が南北に広がっています。このことは、九州を含む日本付近が低気圧や前線の影響を受け易いことを示しています。つまり、来週までは梅雨前線の影響を受け梅雨空が続き梅雨明けは無いことがわかります。
そして2週目、7月9日から15日の図を見ると南の海上に編みかけの部分があり太平洋高気圧の勢力は弱いのですが、本州付近に高圧部が現れ日本付近を広く覆っています。

九州北部もこの様に高気圧に覆われ梅雨が明けそうです。つまり、来週、梅雨前線の影響で雨が降り、その後、前線の活動が弱まり北から高気圧に覆われるなどして、再来週に梅雨が明けそうです。また、梅雨明け後は最初の図の様に北から高気圧に覆われ易いので南からの湿った空気は流れ込みにくいです。このため、7月のうちは蒸し暑いというよりも晴れて日差しが強くギラギラとした暑さの日が多いでしょう。このような天候だと、日傘やサングラスなどUV対策商品が大活躍しそうですね。また、海に行きたくなる様な暑さと天気なので水着なども早めに買っておくと活躍の機会が多いでしょう。
再来週の夏空に期待して、来週の梅雨末期の激しい雨を乗り越えましょう。

まず、最初の図は向こう1カ月の北半球の大気の状態を予想した図です。

日本の南海上に編みかけの領域が広がっています。これは平年と比べて南海上では気圧が低く、太平洋高気圧が弱いことを示しています。一方、その北側には編みかけの無い白い領域が広がっていて気圧が高く特に本州の東側に+のマークがありこの辺りで高気圧が顕著に強いことを示しています。このことから、向こう1カ月は太平洋高気圧よりも北からの高気圧に覆われ易いことがわかります。典型的な梅雨明けは太平洋高気圧が強まり、梅雨前線が北上して夏空が広がるのにそれと逆の気圧配置の予想です。では、今年の梅雨明けはいつ、どのようになるのでしょう。次の図を見て下さい。

これは7月2日から8日までの北半球の大気の状態を予想した図です。日本付近は編みかけの部分に入っていて南海上ではその領域が南北に広がっています。このことは、九州を含む日本付近が低気圧や前線の影響を受け易いことを示しています。つまり、来週までは梅雨前線の影響を受け梅雨空が続き梅雨明けは無いことがわかります。
そして2週目、7月9日から15日の図を見ると南の海上に編みかけの部分があり太平洋高気圧の勢力は弱いのですが、本州付近に高圧部が現れ日本付近を広く覆っています。

九州北部もこの様に高気圧に覆われ梅雨が明けそうです。つまり、来週、梅雨前線の影響で雨が降り、その後、前線の活動が弱まり北から高気圧に覆われるなどして、再来週に梅雨が明けそうです。また、梅雨明け後は最初の図の様に北から高気圧に覆われ易いので南からの湿った空気は流れ込みにくいです。このため、7月のうちは蒸し暑いというよりも晴れて日差しが強くギラギラとした暑さの日が多いでしょう。このような天候だと、日傘やサングラスなどUV対策商品が大活躍しそうですね。また、海に行きたくなる様な暑さと天気なので水着なども早めに買っておくと活躍の機会が多いでしょう。
再来週の夏空に期待して、来週の梅雨末期の激しい雨を乗り越えましょう。
Posted by 佐藤栄作 at 18:21│Comments(0)
│長期予報