下り坂

佐藤栄作

2013年12月17日 06:52

 東シナ海に前線が伸びてきていて九州北部地方は曇っていて熊本県と大分県の南部では雨や雪が降っています。朝の気温は山地で3度前後と冷え込んでいますが、平地では8度前後と11月下旬並みでこの時期としては暖かい朝になっています。この後、前線上に低気圧が発生し夜には奄美大島付近に進んでくる見込みです。このため、今日の九州北部地方の天気は下り坂です。熊本と大分県では朝から雨で、福岡など北岸部でも昼前から雨でしょう。夜にかけての雨量は北岸部で5ミリ、中部で15ミリ前後とこの時期としてはまとまった雨でしょう。また、熊本と大分県の山地では雪が降り続いて10から15センチの雪が降り、積もりそうです。山地を車で通る方はタイヤチェーン必携でしょう。洗濯物は室内干しで、風が強まるので大きくてしっかりし高さを持ち歩きましょう。最高気温は昨日より1、2度低く9度前後と真冬並みです。東風が強まり体感的には厳しい寒さになるのでマフラーや手袋など寒さ対策をしっかりして行きましょう。

 明日は低気圧が本州の南海上を東へ進み、午前中は雨で、昼過ぎから次第に上がるでしょう。明日の雨量も10〜20ミリとまとまった雨になるでしょう。そして、山地では引き続き積雪に要注意でしょう。明後日は気圧の谷が通過し真冬の寒気が流れ込むため曇り一時雨や雪。金曜日は冬型気圧配置で強い寒気の影響を受けるため曇り。土曜日も冬型ですが寒気が少し弱まり内陸を中心に晴れ間が出て、日曜日は気圧の谷の影響で曇り、月曜日天皇誕生日は大陸の高気圧に覆われ晴れるでしょう。土曜日からの三連休は曇りがちの天気にはなりますが、まずまずのお出かけと大掃除日和でしょう。火曜日も高気圧に覆われ晴れ間が出るでしょう。

 気温は平年を下回る日が多く、特に週末は真冬並みで厳しい寒さになります。風邪など引かない様、体調管理最優先で過ごしましょう。

関連記事