大雪・着雪注意

佐藤栄作

2014年02月06日 06:57

 東シナ海に伸びてきている前線の影響で九州北部地方は曇っていて、熊本県や長崎県の一部で雪や雨が降っています。朝の気温は平地で3度、山地で0度前後と冷え込んでいます。この後、前線が九州の南海上に伸びてきて停滞する見込みです。このため、今日の九州北部地方は朝から雪が降り、次第に雨に変わり、北岸部では夜曇りでしょう。山地を中心に多い所で10センチの雪が降り、平地でも積もる恐れがあります。車にはタイヤチェーン必携で滑りにくい靴で出かけましょう。また、交通機関などに影響が出る恐れがあるので早めに家を出る様にしましょう。洗濯物は室内干しで大きい傘を持って行きましょう。そして、湿った雪が電線に付着し停電の原因になる恐れがあります。停電になっても良い様に準備をしておきましょう。最高気温は昨日より1、2度低く7度前後です。北東の風も冷たく吹き傘を持つ手がかなり冷たくなります。今日もマフラーや手袋など寒さ対策をしっかりして行きましょう。

 明日は南海上の前線上に低気圧が発生しゆっくり東へ移動します。このため、熊本県や大分県など中部では一日雨で、福岡など北岸の地方でも昼前からは雨になるでしょう。雨量は10ミリ前後とこの時期としてはまとまった雨でしょう。明後日は低気圧が発達しながら本州の南岸を進み、九州には次第に寒気が流れ込みます。このため、午前中は雨で午後は曇りでしょう。日曜日は冬型気圧配置で寒気の影響を受けるため沿岸部では曇り、内陸では時々晴れ間が出るでしょう。月曜日から木曜日にかけては寒気や気圧の谷の影響で曇りの天気が続くでしょう。

 日中の気温は平年を下回り、厳しい寒さの日が多いです。風邪やインフルエンザにならない様、体調管理最優先で過ごしましょう。

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