激雨続く

佐藤栄作

2014年08月04日 07:15

 朝鮮半島の直ぐ西にあった台風12号は午前3時に熱帯低気圧に変わりました。一方、フィリピンの東の台風11号は発達し猛烈な勢力となっています。11号は雲の様子を見ると中心の眼が確認できなくなり発達の最盛期は過ぎましたがこの後も暴風域を伴いながら北上し、木曜日には沖縄本島や奄美大島に非常に強い勢力で近づき、その後も北上して週末に九州に接近する恐れがあります。今週後半は台風11号に要注意でしょう。

 湿った空気の影響で九州北部地方は曇りや雨の天気になっていて長崎県では1時間に20ミリの強い雨の降っている所があります。朝の気温は27度前後でとても蒸し暑い朝になっています。この後も湿った空気の影響で今日の九州北部地方は曇り時々雨で雷を伴って激しく降る所があるでしょう。昨日より降る時間は短いと見ていますが、1時間に30ミリの激しい雨の降る所があるので雨の降り方には十分注意しましょう。洗濯物は室内干しで雨具の活躍する一日でしょう。最高気温は昨日より1、2度高く31度前後と7月中旬並みです。湿度が高くとても蒸し暑いでしょう。

 明日は気圧の谷と湿った空気の影響で断続的に激しい雨が降り大雨になる恐れがあります。局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、雨量は多い所で150ミリと見ています。明日は雨の降り方に警戒が必要でしょう。明後日まで気圧の谷の影響で一時雨の降る天気で、木金は一時晴れ間が出るでしょう。そして土曜日から月曜日にかけては台風11号からの湿った空気の影響で曇り、大分県など東部を中心に一時雨の降る天気でしょう。

 気温は大体平年並みで蒸し暑い日が多いでしょう。

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