冬空厳寒

佐藤栄作

2014年12月12日 06:25

 大陸の高気圧に覆われ九州北部地方は晴れている所もありますが沿岸部から寒気の雲が広がってきています。朝の気温は北岸で8度、その他の地方で5度前後と内陸を中心に冷え込んでいます。この後、西日本から次第に冬型気圧配置が強まり夜には上空1500メートル付近で−6度以下の強い寒気が流れ込んできます。このため、今日の九州北部地方は大分など東岸で晴れる他は曇りで所により一時雨や雪が降るでしょう。洗濯物は軒下か室内干しで折り畳み傘を持ち歩くと安心でしょう。最高気温は昨日より2、3度低く9度前後と真冬並みです。北西の風が強く体感温度は0度近くで厳しい寒さになります。マフラーや手袋など寒さ対策を万全にして行きましょう。

 明日も冬型気圧配置が続き夜には上空1500メートル付近で−9度以下と寒気が更に強まります。このため、全域で曇り時々雪や雨が降るでしょう。山地では多い所で5センチの雪が降り、積もる恐れもあります。峠道を車で通る方は滑り止めなどを携行しましょう。日曜日は冬型が緩み東岸では晴れ間が出ますが、寒気の影響で曇りの所が多いでしょう。月曜日は高気圧が通過し晴れ後曇り。火曜日は寒冷前線が通過し雨のち曇り。水曜日は冬型で強い寒気の影響を受けるため一時雪が降り、木曜日に高気圧に覆われ晴れ間が戻り金曜日まで晴れるでしょう。

 気温は平年を下回る日が多く、特に今週末と来週半ばは厳しい寒さになるでしょう。

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