寒波襲来

佐藤栄作

2016年01月19日 07:03

 西日本は強い冬型気圧配置になっていてこの冬一番の強い寒気が流れ込んで来ています。このため、九州北部地方は曇っていて沿岸地方や山地を中心に雪が降っています。朝の気温は平地で2度、山地で−1度前後と冷え込んでいて西風が5メートル前後吹いていて非常に厳しい寒さになっています。この後も強い冬型気圧配置が続き、福岡の上空1500メートル付近で−12度、5400メートル付近で−30度以下と大雪の目安となる様な非常に強い寒気が流れ込みます。このため、今日の九州北部地方は夜にかけて断続的に雪が降り山地を中心に大雪になる恐れが有ります。今夜にかけての雪の量は多い所で山地20センチ、平地10センチの雪が降ります。平地でも雪が積もり、交通機関などに影響が出る恐れが有ります。今日は時間にゆとりを持って行動しましょう。洗濯物は室内干しで傘を持ち歩いた方が良いですが風が強く役に立たない事が有ります。帽子やフードで凌いだ方が良いでしょう。最高気温は昨日より6度低く4度前後までしか上がらずこの冬一番の寒さです。風が強く体感温度は氷点下の状態が続くので防寒を万全にして出掛けましょう。また、西風が非常に強く最大風速は12メートルで瞬間的には25メートルの突風が吹きます。物が飛んで来たり、倒されそうになるくらいの突風の吹く恐れが有るので暴風と突風に警戒してください。

 明日も冬型が続き寒気の影響を受けるため北部では曇り、所により雪や雨が降り、中部では晴れ間が出るでしょう。明後日は気圧の谷と寒気の影響で曇り、熊本県では一時雨や雪が降るでしょう。金曜日は寒気の影響で曇り、土曜日は気圧の谷が近づき雨や雪が降り、今回より更に強い大寒波に襲われ日曜日は断続的に雪が降り月曜日にかけて大雪になる恐れが有ります。そして、火曜日は寒気の影響が残り曇りでしょう。

 気温は平年を大きく下回る日が多く、非常に厳しい寒さが続きます。風邪やインフルエンザにならない様、体調管理最優先で過ごしましょう。

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