底冷え大寒

佐藤栄作

2016年01月21日 06:56

 高気圧に覆われて夜の間晴れたため、九州北部地方は底冷えの朝となっています。朝の気温は平地で−1度、山地で−5度前後と冬日になっている所が多く全域でこの冬一番厳しい冷え込みとなっています。この後、気圧の谷と寒気の影響受けるため今日の九州北部地方は曇りでしょう。沖縄付近に前線を伴う低気圧が進んでくるため低気圧に近い熊本県など南の地方では昼過ぎから夕方雨や雪の降る所が有るでしょう。洗濯物は軒下干しで熊本県の方は午後は折り畳み傘を持つと安心でしょう。最高気温は昨日と同じか1、2度高く7度前後です。北西の風がひんやり冷たく今日も寒さは厳しいです。マフラーや手袋など寒さ対策をしっかりして行きましょう。

 明日も寒気の影響で曇り、気圧の谷の影響を受ける北部では夕方一時雨や雪の降る所が有り、風下側の中部では時々晴れるでしょう。土曜日は気圧の谷が通過し次第に強い寒気が流れ込みます。このため、曇り時々雨や雪で風が強まり荒れて来るでしょう。日曜日は強い冬型気圧配置で九州北部の上空1500メートル付近で−15度以下の非常に強い寒気が流れ込む見込みです。このため、北部を中心に大雪となる恐れが有り暴風雪が吹き荒れて大荒れの天気となります。土曜日の夜から日曜日にかけては無理な外出は控えた方が賢明でしょう。月火は寒気の影響で曇り、水曜日に晴れ間が戻り木曜日は高気圧に覆われすっきり晴れるでしょう。

 気温は日月を中心に平年を大きく下回り非常に厳しい寒さになり、来週後半はようやく寒さが緩むでしょう。今日から二十四節気の大寒、一年で最も寒い頃です。暦通りに厳しい寒さの大寒になりそうです。

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