処暑も猛暑日

佐藤栄作

2016年08月23日 07:01

 昨日、関東地方に上陸した台風9号は東北地方を縦断し今朝6時に北海道の日高地方に再上陸しました。9号はこの後、午前中北海道を縦断し、昼過ぎにオホーツク海に抜けて温帯低気圧に変わる見込みです。北海道では午前中大荒れの天気となるので出張など遠出の予定のある方は時間にゆとりを持ちましょう。
 一方、九州の南海上にある台風10号は迷走気味に東南東にゆっくり進んでいます。この後、発達しながらゆっくり南西に進み強い勢力となり日曜日にかけて沖縄本島の南東海上付近に停滞する見込みです。九州北部からは離れているため当面の影響は小さいですが、来週はこの台風が北上する恐れも有り今後の動きは要注意でしょう。

 高気圧に覆われて九州北部地方は晴れています。朝の気温は平地で26度、山地で22度前後と平地では蒸し暑い朝になっています。この後も高気圧に覆われ今日も九州北部地方は晴れるでしょう。俄雨もほとんどなく洗濯日和です。ただ、北風がやや強く吹くので洗濯物は飛ばされない様、しっかり留めておきましょう。最高気温は昨日と同じくらいで沿岸で34度、内陸で36度前後でしょう。日陰に入ると北風が少し涼しいですが、内陸では猛暑日となり暑さは厳しいです。熱中症にならない様、無理は控えて水分をこまめに取りましょう。

 明日も高気圧に覆われ晴れ。大分県では曇りがちの天気となりますが晴れ間も出るでしょう。明後日と金曜日も高気圧に覆われ晴れますが夕方は曇り、俄雨や雷雨があるでしょう。土曜日からは湿った空気の影響で曇り、日曜日から火曜日は一時雨の降る不安定な天気でしょう。

 気温は土曜日まで平年を上回り残暑が厳しく、来週前半は平年を下回り涼しくなります。今日から二十四節気の処暑に入り暑さも治まる頃。来週は暦通り少し涼しくなりそうです。

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