不安定

佐藤栄作

2016年12月14日 06:56

 昨日、雨を降らせた低気圧は東日本の南海上まで去り、西日本は冬型気圧配置になっています。九州北部から朝鮮半島にかけて残っている気圧の谷の影響で九州北部地方は曇っていて所々で雨が降っています。朝の気温は平地で12度、山地で9度前後と11月上旬並みですが沿岸部では北西の風が5メートル前後吹いていて風の冷たい朝になっています。この後も気圧の谷の影響を受けるため今日の九州北部地方は曇り時々雨でしょう。上空5500メートル付近で−21度以下の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定になり雷を伴う所があるでしょう。の降る恐れも有り、落雷や突風には十分注意しましょう。洗濯物は室内干しで傘を持ち歩きましょう。最高気温は昨日より1、2度低く12度前後と平年並みですがそれも朝の気温で夜に向けてどんどん下がります。北西の風が冷たく体感温度は5度くらいの時間もあるのでマフラーなど寒さ対策をして行きましょう。

 明日も冬型気圧配置が続き上空1500メートル付近の寒気が−6度と強まります。このため、曇り時々雨や雪で雷を伴う所もあるでしょう。九州北部地方で初雪初冠雪の便りが届くかも知れません。明後日も弱い冬型で寒気の影響を受けるため曇りがちの天気ですが風下の大分県などを中心に晴れ間が戻るでしょう。土日は高気圧に覆われ穏やかに晴れてお出かけと大掃除日和でしょう。そして、月火水は気圧の谷の影響で曇りでしょう。

 気温は明日明後日と平年を下回り厳しい寒さとなり、土曜日に平年並みに戻り、来週は平年を上回り暖かく寒さが緩みます。気温の変化がとても大きい一週間なので風邪など引かない様、体調管理をしっかり行いましょう。

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