極寒大雪

佐藤栄作

2017年01月23日 06:10

 日本付近は強い冬型気圧配置になっていて九州には強い寒気が流れ込んできています。大分県など山の風下側では晴れている所もありますが、寒気の影響で曇っている所が多く所々で雪が降っています。山地を中心に所々で雪の積もっている所もある様です。朝の気温は平地で1度、山地で−1度前後と冷え込んでいて西風も4メートル前後吹いているため体感温度は0度以下の所が多くなっています。この後も冬型が続き、九州北部の上空1500メートル付近で−12度以下と強い寒気が流れ込む見込みです。このため今日の九州北部地方は曇り時々雪で、山地を中心に大雪になる恐れがあります。明日の朝にかけて降る雪の量は多い所で、山地10センチ、平地で5センチと見ています。平地でも雪の積もる所があるので車にはタイヤチェーン必携で滑り難い靴で出掛けましょう。大分など山の風下側では時々晴れ間が出ますが、気温が低いので洗濯物は室内干しが良いでしょう。最高気温は昨日より2度低く5度前後とこの冬一番の寒さになります。マフラーや手袋など寒さ対策を万全にして行きましょう。

 明日は冬型が緩み高気圧に覆われ大分県や熊本県など中部では晴れますが北部は寒気の影響で午前中曇り時々雪が降り、昼過ぎから晴れるでしょう。明後日も高気圧に覆われ晴れますが、寒気の影響で対馬海峡と東シナ海沿岸では曇りがちの天気でしょう。木曜日は高気圧に覆われ晴れて、金曜日は気圧の谷が通過するため曇り北部を中心に一時雨が降るでしょう。土日は高気圧に覆われ晴れて、月曜日は気圧の谷が通過し雨が降るでしょう。

 気温は明後日まで平年を下回り寒く、その後平年を上回る様になり寒さが緩みます。温度変化の大きい一週間なので風邪など引かない様、体調管理最優先で過ごしましょう。

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