大雪注意

佐藤栄作

2017年02月09日 06:31

 気圧の谷の影響で九州北部地方は曇っていて所々で雨や雪が降っています。朝の気温は5度前後で沿岸を中心に西風が3メートル以上吹いていて風の冷たい朝になっています。この後、気圧の谷が東へ去り西日本では冬型気圧配置が強まる見込みです。そして、九州北部の上空5300メートル付近で−30度の強い寒気が夜には流れ込んでくる見込みです。このため、今日の九州北部地方は曇り時々雪や雨で、所により昼過ぎからは雷を伴うでしょう。多い所で平地で数センチ、山地で10センチの雪が降り、山地を中心に雪の積もる恐れがあります。今日から積雪や路面凍結によるスリップに要注意でしょう。洗濯物は室内干しで頑丈な傘やレインコートが活躍します。最高気温は昨日より4度低7度前後で風が冷たく体感温度は0度前後まで下がります。マフラーや手袋など寒さ対策をしっかりして行きましょう。

 明日も強い冬型気圧配置が続き上空の寒気が夜には−33度と更に強まりこの冬一番となります。このため、明日は雷を伴って断続的に雪が降り大雪となります。多い所で平地5センチ、山地15センチの雪が降り、平地でも雪の積もる恐れがあります。前回の大雪より雪の積もる所が多いので積雪や路面の凍結には十分注意しましょう。明後日土曜日も強い寒気の影響で一時雪の降る天気で、土曜日までは雪の降り方に注意が必要でしょう。日曜日は寒気の影響で曇り。月曜日に冬型が緩み晴れ間が出て火水は高気圧に覆われ晴れ。そして、木曜日は気圧の谷の影響で曇りでしょう。

 気温は来週の火曜日まで平年を下回り週末を中心に非常に厳しい寒さになり、来週半ばには平年を上回り寒さが緩みます。温度変化が大きい一週間なので風邪やインフルエンザにならない様、体調管理をしっかり行いましょう。

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