不安定続く

佐藤栄作

2017年07月28日 06:56

 昨日は内陸では36度前後まで気温が上がり今年一番の暑さとなりました。強い日射と湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり熊本県と大分県の山地では激しい雨が降りました。今日も内陸を中心に気温が上がり大気の状態が不安定になります。

 九州は高気圧に覆われ晴れている所もありますが湿った空気の影響で曇っている所が多い様です。朝の気温は26度前後で蒸し暑い朝になっています。この後も湿った空気の影響で曇りがちの天気ですが日中一時晴れ間が出て強い日射で大気の状態が不安定になり所々で雨が降り局地的には雷を伴って激しく降るでしょう。洗濯物は軒下干しで折り畳みか晴雨兼用傘を持ち歩きましょう。最高気温は昨日と同じくらいで沿岸で33度、内陸で35度前後でしょう。内陸を中心に非常に厳しい暑さになります。熱中症にならない様、無理は控えて水分をこまめに取りましょう。

 明日も高気圧の周辺部で曇り時々晴れ、山地を中心に一時雨が降り雷を伴って激しく降る所があるでしょう。明後日は高気圧に覆われ晴れて行楽日和でしょう。月曜日から再来週の日曜日6日にかけても湿った空気の影響で曇る時間はありますが高気圧に覆われ晴れ間の多い天気が続くでしょう。

 強い台風5号は3時現在本州の南東海上にあって西に時速30キロで進んでいます。この後、強い勢力を保って少し発達しながら南西に進み来週の半ばは速度が落ちて本州の南海上に停滞する見込みです。また、フィリピンの東にある台風9号はこの後発達し強い台風となり北西に進み来週始めに台湾から中国大陸へと向かうでしょう。共に九州への直接の影響は無いですが二つの台風からのうねりが入って太平洋沿岸では波が高くなります。海のレジャーは要注意でしょう。

 気温は平年並みかそれを1、2度上回り厳しい暑さが続きます。夏バテなどならない様、体調管理をしっかり行いましょう。

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