下り坂

佐藤栄作

2017年10月18日 07:20

 九州南岸に停滞している前線の影響で九州は曇っていて熊本県の山地などで弱い雨が降っています。朝の気温は北部で17度、南部で19度前後と平年並みの空気の冷たい朝になっています。この後も前線は九州南岸に停滞し更に気圧の谷が近づくため雨雲が発達して九州に流れ込む見込みです。このため、今日の九州は南部では朝から雨で雷を伴う所が有り、中部は昼前、北部は昼過ぎから雨でしょう。洗濯物は南部は室内干しで中部と北部は軒下干しが良いでしょう。北部でも帰りの頃にはしっかり降るので傘を持って行きましょう。

 明日は前線上に低気圧が出来て東へ移動する見込みです。このため、朝まで雨の残る所が多く昼前から曇り。湿った東風の入る大分県では昼過ぎまで雨で雷を伴って激しく降る所が有り、夕方から曇りでしょう。

 明後日と土曜日は北から高気圧に覆われ福岡県など北部や熊本県など西部では晴れ間が出て、大分県や鹿児島県では湿った空気の影響で曇りでしょう。日曜日は台風からの湿った空気が流れ込むため曇りで、大分県や鹿児島県では雨になり、台風の雨雲が流れ込む月曜日は広く雨が降り、大分県など東部では大雨になる恐れがあります。そして、火水は湿った空気と気圧の谷の影響で北部と中部では曇りや雨の天気が続き、南部では水曜日は晴れるでしょう。

 気温は日曜日に平年を上回りますが、来週は台風一過の冷たい空気が流れ込み再び寒くなります。温度変化の大きい一週間なので風邪など引かない様、体調管理をしっかり行いましょう。

 強い台風21号はフィリピンの東にあり北東にゆっくり進んでいます。この後も発達し明後日には非常に強い勢力となり北上を続けて、月曜日の午前3時には奄美大島の東海上まで進んでくる見込みです。その後も北上する恐れが有り来週始めは全国的に大荒れになる恐れがあります。九州も鹿児島県、宮崎県、大分県など東部を中心に大雨になる恐れが有り、全域で強風が吹き荒れ大荒れの天気になる恐れがあります。台風対策は出来れば土曜日までに済ませましょう。



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