乾燥注意

佐藤栄作

2017年11月16日 07:27

 対馬海峡と東シナ海沿岸では寒気の雲が流れ込んで来ていますが大陸の高気圧に覆われて九州は晴れている所が多い様です。朝の気温は沿岸では10度前後ありますが、内陸や山地では4度前後まで下がっていて所々でこの秋一番冷え込みとなっています。この後も高気圧が移動して来て九州を覆う見込みです。このため、今日の九州は晴れるでしょう。沿岸部では朝のうち雲が出ますが雨の心配は無く洗濯日和でしょう。大陸から乾いた空気が入って空気が非常に乾燥しています。火の取り扱いには十分注意しましょう。最高気温は北部と中部で昨日より2、3度低く14度前後と12月上旬並み、南部では昨日と同じで18度前後でしょう。北部では午前中風も冷たく寒いので冬の上着を着て暖かくして行きましょう。

 明日は高気圧が東へ去り前線を伴った低気圧が東シナ海に進んでくるため天気は下り坂です。北部と中部では始め晴れますが明け方から曇り昼過ぎから夕方には雨になるでしょう。南部は曇りで昼前から雨で種子島・屋久島地方では雷を伴って激しく降るでしょう。土曜日は低気圧が発達しながら東へ去り冬型気圧配置が強まります。このため、朝まで雨で南部では雷を伴って激しく降る所があり昼前には上がり、午後は次第に晴れるでしょう。北西の風が強まり冬の嵐となります。日曜日は高気圧に被われて晴れますが寒気の雲が広がる時間があり、月曜日は寒気の影響で曇るでしょう。土曜日の夜から月曜日にかけてはやや強い寒気の影響で山では雪が舞い初冠雪の便りが届きそうです。大雪になることはないですが峠道を車で通る方はタイヤチェーンなど滑り止めがあると安心です。火曜日は高気圧に覆われ晴れて、水曜日は九州の南海上を低気圧が通過するため南部を中心に雨が降り、木曜日も気圧の谷の影響で曇りでしょう。

 気温はしばらく平年を下回り特に日曜日と月曜日は年末年始の頃の寒さになります。風邪など引かない様、暖かくして過ごしましょう。

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