不安定

佐藤栄作

2018年08月30日 07:20

太平洋高気圧に覆われて九州は太平洋側を中心に晴れていますが、東シナ海から湿った空気が流れ込み曇りや雨の天気で長崎県では強く降っている所があります。

朝の気温は平地で26度、山地で24度前後と蒸し暑い朝になっています。

この後、九州は高気圧の周辺部となり南から湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定になります。

このため、今日の九州は全般に曇りで南部などを中心に時々晴れ間が出ますが、北部を中心に所々で雨や雷雨があるでしょう。

洗濯物は軒下干しで最低限折り畳み傘を持ち歩きましょう。

最高気温は昨日より2、3度低く33度前後です。猛暑日にはなりませんが真夏並みで湿度が高く蒸し暑いでしょう。


明日も高気圧の周辺部で全般に曇り、南部を中心に時々晴れ間が出て北部を中心に所々で雨や雷雨があるでしょう。

明後日は前線が対馬海峡を南下するため北部はほぼ一日雨で20ミリ前後のまとまった雨となり、南部は曇り時々晴れでしょう。

日曜日も前線の影響が残り雨後曇り。

そして、月曜日から木曜日にかけては高気圧に覆われ晴れ間の多い天気でしょう。


気温は度々平年を下回りこれまでよりも過ごしやすい日があるでしょう。


強い台風21号は日本の遥か南海上を西に時速20キロで進んでいます。

21号はこの後発達し明日にも非常に強い勢力となり、その勢力を保ったまま次第に北西に進んで、

来週の火曜日にも西日本の南海上へと進んでくる見込みです。

しばらく九州からは離れたところを通るので影響は小さいですが、

来週の半ばは本州付近に大きな影響の出る恐れがあります。

今後の21号の動きに十分注意しましょう。


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