下り坂

佐藤栄作

2018年09月28日 07:23

大型で非常に強い台風24号は沖縄の南をゆっくり北西に進んでいます。

この後もゆっくり北西に進み、明日の未明に先島諸島付近で向きを北東に変えて日曜日の未明には奄美大島付近まで進みます。

そして、加速しながら日曜日の昼前後に九州南岸を通って、さらに加速して四国、近畿、北陸地方を通過する見込みです。

非常に強いから強い勢力で西日本を通過するため日曜日は広い範囲で大荒れの天気になります。

その後、月曜日に北日本を縦断するため全国的には明日から月曜日まで大きな影響が出そうです。

旅行など遠出の予定のある方は時間にゆとりを持ちましょう。

また、台風対策は雨が降らない今日の午前中に済ませましょう。



北から高気圧に覆われ九州は晴れています。

朝の気温は平地で19度、山地で14度前後と10月並みで多くの所でこの秋一番冷え込みになっています。

この後も北から高気圧に覆われますが、前線が北上してくるため天気は下り坂です。

南部は午前中晴れて昼過ぎから曇り時々雨、

北部は昼過ぎまで晴れて夕方から曇り夜は雨でしょう。

最高気温は昨日より1、2度上がる所が多く9月中旬並みで湿度が高くなりちょっと蒸し暑いでしょう。


明日は前線の影響で雨の一日で南部では雷を伴って非常に激しく降るでしょう。

台風が接近する奄美地方は局地的に雷を伴い1時間に80ミリを越す猛烈な雨が降り、多い所で350ミリ大雨になる恐れがあります。

また、暴風も吹き荒れ猛烈な時化大荒れの天気でしょう。

鹿児島県の大隅地方でも1時間に50ミリ非常に激しい雨が降り雨量は多い所で200ミリ大雨になる恐れがあります。


明後日は台風が昼前後に九州南岸を通って四国、近畿、北陸地方へと進みます。

このため、九州は暴風が吹き荒れ、夕方にかけて雷を伴って非常に激しい雨の降る所があり

大分県から鹿児島県にかけての太平洋側では多い所で500ミリの大雨になる恐れがあります。

この地方では大雨に最大級の警戒が必要でしょう。

避難は遅くても明日までに済ませましょう。


月曜日は台風は遠ざかりますが気圧の谷の影響が残り曇りがちの天気で、

火曜日から木曜日は高気圧に覆われ晴れるでしょう。

そして、金曜日から湿った空気の影響で曇り、

土日は一時雨が降るでしょう。


気温は明日から火曜日まで平年を下回り10月下旬並みの肌寒さで、来週後半は平年並みに戻るでしょう。

温度変化の大きい十日間なので風邪などひかないよう、体調管理をしっかり行いましょう

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