不安定

佐藤栄作

2019年08月07日 07:47

昨日は台風8号が九州を縦断し、宮崎県と大分県を中心に大荒れの天気になりました。

台風8号は朝鮮半島を北上していてこの後、向きを北東に変えて日本海へ進みその後東寄りに向きを変えて明日の日中温帯低気圧に変わり、

明後日に北海道へと進む見込みです。

北海道はこの低気圧の影響で明後日大雨になるでしょう。




また、フィリピンの東には大型で強い台風9号があり西北西に時速10キロで進んでいます。

9号はこの後発達し非常に強い勢力となり先島諸島付近を明後日通過し、

次第に向きを北東に変えて12日月曜日に東シナ海西部に進んでくる見込みです。

しばらく九州からは離れているので影響は小さいでしょう。




そして、小笠原の南、マリアナ諸島には大型の台風10号があり北に時速10キロで進んでいます。

10号も発達し非常に強い勢力となり小笠原付近を北上し、

月曜日に本州の南海上へ進む見込みです。





いずれの台風も九州への影響は小さいですが、南海上の9号と10号の影響で太平洋と東シナ海沿岸ではうねりを伴って波の高い状態が続きそうです。

お盆休みの海のレジャーは高波に要注意でしょう。


高気圧に覆われ九州は晴れている所が多いですが、湿った空気の影響で所々で曇っていて南部では雨の降っている所もあります。

朝の気温は北部で25度、南部で27度前後と南部を中心に既に暑くなっています。

この後も高気圧に覆われますが湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定になります。

このため、今日の九州は曇り時々晴れで所々で雨や雷雨となるでしょう。

洗濯物は軒下干しで折り畳みか晴雨兼用傘を持ち歩きましょう。

最高気温は昨日より5度前後高く33度から36度と内陸を中心に猛暑日となります。

熱中症にならない様、無理は控えて水分をこまめに取りましょう。


明日は高気圧に覆われ晴れ、強い日射の影響で大気の状態が不安定になり所により雨や雷雨があるでしょう。

明後日から日曜日まで高気圧に覆われ晴れ。

12日月曜日から16日金曜日にかけては湿った空気の影響で曇りがちの天気ですが時々晴れ間が出て、

17日土曜日は曇りや雨でしょう。


気温は平年並みかそれを2、3度上回り厳しい暑さがしばらく続きます。

夏バテなどならない様、体調管理をしっかり行いましょう。

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