大雨後曇り

佐藤栄作

2012年07月12日 05:30

 活発な梅雨前線が対馬海峡から九州北部を南下していて九州北部地方は雨や曇りの天気になっています。熊本県の阿蘇周辺では1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が断続的に降っていて記録的な大雨になっています。この後、前線は九州南部付近までゆっくり下がる見込みです。このため、福岡県など対馬海峡の沿岸地方では朝まで雨で昼前から曇り、熊本県など九州中部では夕方まで雨で夜は曇りでしょう。南西の風に乗り暖かく湿った空気が流れ込むため、筑後地方や熊本県など南西に開けた地方で激しい雨が降りやすくなっています。熊本県では昼前まで猛烈な雨、筑後地方では朝の内まで激しい雨の降る恐れがあります。明日の朝にかけて熊本県では1時間に80ミリを越す猛烈な雨の降る恐れがあり、雨量は多いところで更に200ミリと見ています。これまでの雨で地盤がかなり緩んでいるので、まず第一に土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒し、落雷と竜巻などの突風に十分注意しましょう。対馬海峡の沿岸地方の方は洗濯物は軒下干しで雨具が活躍するでしょう。九州中部は室内干しで大きい傘とレインブーツが活躍します。最高気温は昨日と同じくらいで30度前後です。湿度が高くとても蒸し暑いでしょう。

 明日は前線が再び九州北部を北上する見込みです。このため、曇り一時雨で雷を伴う所があるでしょう。明後日から来週火曜日にかけては湿った空気の影響で曇り一時雨で変わりやすい天気が続くでしょう。水木は前線の影響で曇り一時雨でまだまだ梅雨空が続くでしょう。

 向こう一週間、気温は大体平年並みで蒸し暑い日が多いでしょう。

関連記事