早い梅雨明け、不安定な夏、厳しい残暑

佐藤栄作

2011年06月23日 16:42

 今日発表された3カ月予報によると7月から9月にかけて気温は平年よりやや高く、降水量は平年並みの見込みです。ま、大体平年並みの夏から初秋になりそうですが結構各月で特徴が出そうです。各月を詳しく見て行きましょう。

 まず7月ですが、太平洋高気圧の勢力が強いため降水量が少なく晴れる日が多そうです。梅雨明けが早いかもしれないですし、梅雨明けしなくても梅雨の晴れ間が多そうです。また7月は気温が平年より高く一気に夏本番の暑さになりそうです。博多祇園山笠も例年より晴れて暑い日が多そうです。7月から一気に暑くなるので、扇風機やエアコンなどの冷房器具、水着や夏物の洋服などは早めに買っておくと活躍する機会が多いでしょう。

 8月は太平洋高気圧の勢力が弱く周辺部になることが度々ありそうです。
このため、夏らしく晴れる日もありますが、寒気などが入り易く大気の状態が不安定で、度々にわか雨や雷雨がありそうです。アウトドアレジャーは要注意で、特に山や川のレジャーは上流での激しい雷雨などに注意する必要がありますね。

 そして、9月は大体平年並みで晴れて残暑の厳しい日がありそうです。

 台風が近づくかなど具体的なことまではわからないのですが、太平洋高気圧の勢力が弱い8月はちょっと注意しておいた方が良いですね。

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