佐藤栄作の感風読雲

強い台風１号はフィリピン付近にあって西北西に時速１５キロで進んでいます。

１号はこの後、勢力を弱めながら北上し、月曜日の未明には沖縄の南で熱帯低気圧に変わる見込みです。

九州からは離れていて勢力も弱まるため直接の影響はないでしょう。




前線が大陸から東シナ海に伸びて来ているため九州は曇っていて一部で弱い雨が降っています。

朝の気温は１８度前後と６月上旬から中旬並みのとても暖かい朝になっています。

この後、前線が対馬海峡付近に伸びて来て前線に向かって南西から暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になります。

このため、今日の九州は昼前後から広く雨が降り、

夕方からは南部を中心に雷を伴って激しく降る所があるでしょう。

最高気温は昨日より２から４度低く２４度前後と大体平年並みです。

湿度が高くちょっと蒸し暑いでしょう。


明日は前線が少し南下し九州付近に停滞する見込みです。

前線の南には西から暖かく湿った空気が流れ込むため大気の不安定な状態も続きます。

このため、雨で南部を中心に雷を伴って激しく降るでしょう。

北部では時々雨の止む時間もありますが、南部では局地的に雷を伴い１時間に４０ミリの激しい雨が降り雨量は多い所で１８０ミリの大雨になる恐れがあります。


明後日は前線が九州南岸に停滞し南部は一日雨で北部も降ったり止んだりで雷を伴う所もあるでしょう。

南部では多い所で１６０ミリと大雨が続く恐れがあります。

月曜日も前線と気圧の谷の影響で雨が降り、

火水木は前線が南に離れ高気圧に覆われ晴れ間の多い天気で、

金曜日は気圧の谷が通過して曇り一時雨でしょう。

そして土日は高気圧に覆われて晴れ間の多い天気でしょう。


気温は週明けまで平年を上回りちょっと蒸し暑く、来週半ばは平年を下回り一時的に涼しくなるでしょう。


今日から雨や曇りが続き九州は梅雨の走りとなります、もしかすると九州南部は梅雨入りするかも知れません。

何れにしても南部は月曜日まで大雨の恐れがあるので雨の降りかたに警戒して過ごしましょう。