佐藤栄作の感風読雲

　土曜日は南風が強まり、夜遅くに九州北部地方で春一番が吹きました。季節が進み、昨日は所々で今年一番の暖かさとなり、今日は春の使者が訪れます。そして、向こう一週間、春らしく短い周期で天気が変わりそうです。

　高気圧に覆われ九州北部地方は晴れていますが東シナ海には気圧の谷の雲が広がって来ています。朝の気温は平地で８度、山地で５度前後と３月下旬並みでこの時期としては暖かい朝になっています。この後、気圧の谷が日中九州付近を通過する見込みです。このため、今日の九州北部地方は昼過ぎまで曇り、夕方から晴れるでしょう。熊本県など南の地方では雨の降る所があり、花粉が多く黄砂も降るので洗濯物は軒下か室内干しが良いでしょう。最高気温は昨日より４度低く１２度前後と大体平年並みです。日差しが少なく空気がひんやりと冷たいので暖かくして行きましょう。

　明日も気圧の谷が通過し昼過ぎまで曇り、夕方から晴れ。明後日は前線が九州南岸に伸びてくるため下り坂で曇り後雨。木曜日は低気圧が通過するため雨のち曇りでまとまった雨となるでしょう。金曜日に高気圧に覆われ晴れ間が出ますが、土曜日は低気圧が近づき再び下り坂で曇り後雨。日曜日は低気圧が通過するため雨後曇りでしょう。今度の土日もお出かけには生憎の天気でしょう。そして、月曜日は高気圧に覆われ晴れるでしょう。

　気温は平年並みかそれを下回り寒い日が多いでしょう。