佐藤栄作の感風読雲

　寒冷前線が対馬海峡から近づいてきているため九州北部は所々で雨が降り出してきています。このあと、寒冷前線は日中九州北部を通過する見込みです。前線に向かって南西から暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定になります。このため、今日の九州北部地方は雨で雷を伴って一時激しく降り夕方からは次第に曇りでしょう。１時間に３０ミリの激しい雨の降る恐れがあり、雨量は平均３０ミリ多いところで６０ミリと見ています。また、１５メートルの南風が吹き、瞬間的には２５メートルの突風が吹く恐れがあります。暴風に要警戒で、激しい雨、落雷と突風に要注意の一日でしょう。最高気温は昨日と同じくらいで２０度前後と４月中旬並みです。ただ、午後は次第に気温が下がり風が冷たくなるので風を通しにくい暖かい服装で行きましょう。

　明日は高気圧に覆われ晴れ。明後日は前線が通過し曇り一時雨。木曜日は高気圧に覆われ晴れて、金曜日は高気圧が東へ去り晴れ後曇りでしょう。土曜日は低気圧が南岸を通過し一時雨が降り、日月は高気圧に覆われ晴れるでしょう。

　気温は水木に平年並みになる他は平年を上回り暖かい日が多いです。桜の開花が順調に進むでしょう。